![]() |
|
|
|
'04.1.27 |
|
|
|
|
写真家ヘルムート・ニュートンがロサンゼルスで死んだ。交通事故。83歳だった。実は彼が83歳とは知らなかった。もっと若いというイメージがあっ た。
ドイツにユダヤ人として生まれ、ナチスの迫害を逃れ、オーストラリア移り住んだという。自分の親父と同年代である。父親と同じ戦争に翻弄されている。 彼の存在は、80年代のはじめに知った。 ヘルムート・ニュートンの写真を言葉で言うと、退廃と暴力、退廃的な雰囲気、潜在的な暴力、エロティシズムとフェティシズム、 となる。 例えば、退廃と暴力とは何か?これをイメージ化する事は、簡単な事ではない。普通の人間は暴力は嫌う。では、エロティシズムはどうか?女性はわからないが、男はこれが好きである。しかし、エロティシズムは暴力的なモノを内在してしまう。(エロティシズムに関して説明すると、バタイユとかフロイトとかが出てきて面倒なでここでは省く。)日本語で簡単に言えば、規範をこえて侵入すると言うイメージになる。これを写真として表現できたのが、ヘルムート・ニュートンである。凄い表現力である。 80年代においても、性的な事柄のタブーは数多く存在していた。事実、一 般人たる筆者が彼の写真集を手に入れるのは簡単ことではなかった。下の画像がその時に手に入れた写真集である。この一枚を見ても、エロティシズム・暴力・挑発・タブーそして美が凝縮されている。 ヘルムート・ニュートンのこうした表現力はどこからくるのか?想像もつかない。下の写真集は、1981年の出版されている。今年が2004年だから、23年前の事である。と、言う事は、ヘルムート・ニュートンが60才のときにつくった事になる。ただただすごい人だと言うほか言葉がない。 ヘルムート・ニュートンの作品集に世界一巨大な写真集【SUMO BOOK】がある。サイズは51cmX71cm。価格は一冊、400,000円ぐらいする。この写真集を1万部つくったという。全部売れたのかどうかはわからないが、お金があれば手に入れたい一冊である。 |
|
![]() |
||
| ヘルムート・ニュートンに関して、このページを参考にした。 http://village.infoweb.ne.jp/~blitz/story2.html |