出 来 事

'04.1.24
チェーン店にも商店街に加入の努力規定
 22日の東京新聞夕刊、一面に『チェーン店にも加入の努力規定世田谷区、4月から条例』という記事が載っていた。東京新聞Webサイトにも同じ記事が載った。さすがに東京新聞と感心した。こんな記事、いわゆる全国紙にはなかなか載らない。しかも、一面に・・・(下記の所に記事はありますが、多分すぐなくなると思います)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040122/eve_____sya_____001.shtml
 記事によると『東京都世田谷区は四月から、商店街で営業するチェーン店を含むすべての店を対象に商店会加入の努力規定を盛り込んだ改正条例を全国に先駆けて施行する。』とのこと。
 確かに商店街という地域社会にといって、これから街の発展を考えるときチェーン店の存在は無視できない存在になってくると思われるが、チェーン店ができる事で廃業を余儀無くされる店もあるのは事実であろう。
 先日、杉並区のある商店街の喫茶店にお客さんに会いにいった。毎回、待ち合わせはその店と決めてあった。店につくと中がちょっと暗く、なんか変だなーと思っていると店主も異様に暗い顔をしている。打ち合わせが終わって外に出ると原因がすぐに理解できた。3軒先にチェーン店のコーヒーショップができていた。
 しょうがないと思いつつも、店主の暗い顔が印象に残った。
 競争社会だからといって簡単に割り切れる程、人間の感情は単純にできていない。店主にとっても、そこを利用する者にとっても複雑な問題である。今後もこうした問題はそれぞれの地域でおこるだろう。だからといって、商店街が内向きなっても、発展を疎外する事になる。
 と、ここまでは他人事のように書いたが、実はこのサインクラブ千駄ヶ谷の立ち上げの時、一度だけ商店会と言うところに顔を出した事がある。
 狭い階段を上がると、商店会の事務所があった。留守番のおばさんが、何か用事でもあるのという顔をして向かえられた。サイン関連のサービスを始めるのご挨拶に伺いましたと告げると、そのおばさん「あらそうーここら辺は家賃も高いし、大変ね、私達も固定資産税が高くて大変よ。まあがんばって下さい。」で終わりである。
 商店会について聞きたくて寄ったのだが、何も聞けなかった。地元の人間の親睦会のような感じがして、他所者がとても入っていける雰囲気ではなかった。資料と名刺を置いてきたが、それ以降、連絡はない。
 行政主導でチェーン店にも、またその他の店にも地元商店会に加入の努力規定を決めるのは、悪い事ではないが、それ以前に解決するべき諸問題が商店会側にもあるような気がする。
 最後に東京新聞にお願いがある。せっかく、1面にのせたこの記事、世田谷区の産業振興基本条例がどのようになっていくのか、また、記事にして載せてほしい。(こんな声、東京新聞に届くわけもないか・・・ワンワン)

登 録 募 集 中

ご意見・ご感想はお問い合わせページからお願いします